真田丸、どうだった?

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【真田丸】第2回感想!武田勝頼[平岳大]の最後信玄への想いに胸が痛い

      2017/02/03

これも天命…

真田丸初回で大絶賛だった、平岳大さん演じる武田勝頼。武田信玄の息子で跡継ぎ。そして武田家最後の当主です。着々と武田家と自身が滅亡に向かっていく中、凛として仁義にあふれた態度でもう泣けてきました。かっこよすぎました。第2回の武田勝頼にもすごく期待していました。

 

【この記事に関するあらすじ】

武田信玄の息子で跡継ぎ、武田勝頼。敵に寝返る家臣が後を絶たず武田家はもう生きるか滅びるかという状態。存続をかけて拠点変更でこれまでいた新府城を去って家臣の小山田家の岩殿城に向かったが、小山田家は織田信長に寝返ったため門戸の前で追い払われてしまう。新府城は立ち去るときに燃やしてしまった。武田勝頼らは行き所がなくなってしまった。追い込まれた武田勝頼は自害。


 

1番思ったことは、第2回、もうちょっと勝頼様の出番があって欲しかった。第1回に比べたら出演時間が少なかった気がする。本当に大好きだったから番外編で三谷幸喜さん脚本で武田勝頼の映画とかつくってくれないかな。人気アニメで映画があるみたいに。

 

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印象的だったのが、家来がこんなことになって申し訳ございませんと謝るシーン。「もうよい。これも天命である」と。短い言葉だったけど言い方がすごく深かった。「もうよい」は第1回で、小山田家に門戸を閉じられてしまった場面でも話しています。第1回に見たときは、小山田家の気持ちを察して情けの気持ちからこの言葉を言ったのかなと思いました。が、そうではなく、このときも同じように「これも天命」と思っていたのでしょうか。小山田家が寝返ったのも、これまでに次々と家臣が裏切っていったことも、武田家が滅びようとしていることも。でも、もうよいと言いつつも岩殿城から引き返していく勝頼の背中が寂しすぎました。

 

そしてとうとう追い詰められ、自害の場面。そのとき思っていたことは家臣への恨みつらみなど一切なく、父親の武田信玄のことだけでした。これまで何があろうと表情は平静を装っていましたが、父に対する申し訳なさやその他いろいろな感情があったのでしょう。涙が散って落ちたシーンは美しすぎました。でも「今そちらに参ります。四郎をたっぷり叱ってくださいませ」と話しているとき、一瞬、笑顔が見えたようでした。もういろんな感情があって、自虐的な心情や、万事尽きたという諦めもありつつも、父にこれから会えるという嬉しさもあったように感じます。

 

父を超えることだけを夢見た人生

父・信玄を超えることだけを夢見て生きた人生。

はじめて聞いたとき、なんだか傲慢な響きだなぁと思ってしまいました。欲張りなのかなぁと。

でも平岳大さん演じる武田勝頼を見ていると、ものすごく純朴な気持ちだったのかなぁなんて思いました。偉大なスポーツ選手の息子が、お父さんみたいになりたいっ!って言うようなものかな。1つの夢に向かってまっしぐらって素晴らしいじゃないですか。もしくは父親に認められたかったのかもしれない。この世にいないけど、よくやった勝頼と褒められたかった。あと正統派な考え方をすると、父が切り拓いた天下統一への道、武田家の当主としてより繁栄させていかなければという責任感があったのでは。平岳大さん演じる武田勝頼、責任感めっちゃ強そうですから。それなのに、超えるどころか滅ぼしてしまった。申し訳なさや虚しさやら、その無念は計り知れません。

 

勝頼様はどんな場面でも気高くてしっかりとしていました。自身の胸の内を話すことは数少ないです。先ほどの信玄のことを想いながらの自害のシーンや、そして第1回で信玄の仏前に手を合わせる場面くらいかと。「もし父上がご存命であったら、こんなとき、どうなされていたであろうな」「父上が築き上げたこの国をわしは滅ぼしてしまうのか」。父に対する感情が本当に強い。家臣に裏切られて何度も何度も、もう駄目かと思い、どうしようもない心情だったけれど、父の築いた武田家を何とか滅ぼしたくない。そんな気持ちだけで何とかやっていたんだろうなと思いました。

 

いずれにしても哀しい人生でした。武田勝頼様。そんな目線で見ていたもので、第1回で信繁(堺雅人)が「優しくて、正しい方」と言ったのを、「優しくて、悲しい方」って聞き間違えましたもん。心優しくって、孤独で、悲しくて、でも素敵なお方でした。

 

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 - 第2回「決断」(1月17日)