真田丸、どうだった?

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真田丸感想第21話「戦端」!秀次がきりに「ほっとしている」

      2017/02/02

5月29日真田丸第21話「戦端」。秀次ときりちゃんとの「むしろほっとしている」「そもそも私は跡継ぎの器ではない」という会話。すっごく切なかったです。

 

これまでの秀次

びわをとってきて寧にプレゼントする、優しい人。時間がなかったから代わりにそのへんにいたきりちゃんに渡しておいてと頼むけど。

検地の会議では、秀吉に色々と聞かれてまともに答えられなかった。頭はよくない人物?

と思いきや、秀吉から、千利休が持ってきた数々の品からどれがいいかアドバイスを求められる。センスがあるらしく、秀次がおすすめした帯はその後秀吉が寧と茶々にプレゼントしたら喜ばれた。

きりちゃん経由で信繁から、加藤清正の誤解を解いてほしいと頼まれると、加藤清正は思い込んだら考えを改めないから無理だと断る。人の性格や自分の力量をとらえる能力はあるのでしょう。それでも何とか役に立てないか、そうだ三成なら何とかしてくれそうだと手紙を書いてあげていた。

落書事件でも、きりちゃん経由で信繁から、秀吉はひどすぎるから話をしてほしいと頼まれると、怖がって怯えて、結局は失敗したけど、それでも秀吉に意見を申していた。人のために自分を犠牲にしてしまうこともあるのでは。

 

これまでの秀次をみてみると、政治的なことに関しては能力や関心があるわけではないけれど頭はよくて、そしてとーっても優しい人物だと感じています。

 

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そして今回。

秀次「おすてが生まれて、私ががっかりしているとみな思っている」

きり「え、違うのでございますか」

秀次「むしろほっとしている」

秀次「そもそも私は、跡継ぎの器ではない。それくらいのことは分かっておる。だからおすてが生まれて、胸をなでおろしたというわけじゃ」

 

これまで立場的に言えなかったんでしょうね。秀吉の跡を継ぐということに対して不安や抵抗があると。周りに気をつかう人だから余計に。そりゃーやっぱり男子ですからね、自分に能力がないということを痛感するにつれて辛い気持ちになったかと思います。それでもそんな自分を冷静に見つめていて、けっしてネガティブな発言はせず、秀吉に対しては「叔父上がおられなければ、私はただの百姓の子せがれ。感謝の気持ちしかない」と。なんていい人なんだ。さらには、「とはいえ、おすてが元服するまでは、私が気張らねば」って。他人のことをよく考える人で、そのために自分自身が我慢してしまう人だと感じました。優しい人だなと思う一方、心配だし、痛々しいです。

 

「あのように楽しげな叔父上を見たことがない」と話しているとき、とても悲しそうでした。跡継ぎの器ではないと話しているとき以上に。器量がないと分かっているし権力的な欲もなさそうですが、でも叔父である秀吉には認められたかったのではないでしょうか。百姓だったところからここまで引き上げてくれたことに感謝しているし、そんな恩人の役に立ちたい。以前、千利休の品々から帯を選ぶ件、秀次が選んだのに秀吉は「わしが選んだ」って寧や茶々に自慢してて、秀吉ひどいわぁなんて思っていました。が、もしかしたらこのとき秀次は秀吉の役に立てたことがうれしかったのかも知れません。

 

ですが秀吉はこれまでの比にならないくらい秀吉はおすてのことを喜んでいて。秀吉の心には秀次の居場所がないことを感じとっていたのではないでしょうか。もちろん秀次もおすてをかわいく思っているし、風車をつくってあげるのですが、秀吉とおすての光景を見ているのが辛くて渡すことができなかったのでしょう。

 

でもね、信繁から「殿下、近江中納言様がこれを」と風車を受けとると秀吉、「おぉ、よいものをもろたぞ。ほら、くるくるくるくる…」と喜ぶんですよね。自分がつくったもので秀吉が喜んでいる場面を見たら、秀次の気持ちも少しは晴れたのでは。そして秀次が気にしているほど、秀吉は秀次のことに無関心なわけではないんじゃないかなと感じました。きりちゃんにも話の途中、「わしの話はつまらぬか?」って聞いていて。人一倍、繊細な性分なのでしょう。

 

跡継ぎの器ではないと思っていて、そしておすてが生まれたことで胸をなでおろした秀次。たぶん、真田のおこうさんも同じ気持ちだったのでしょう。信幸のことは好きだけど、真田の嫡男の嫁としてプレッシャーを感じていて、そのプレッシャーから解放されて。そしてこれからは侍女として役に立てる。とっても生き生きとしていました。ですが秀次はおこうさんと違って、まだ自分がどこで役に立てるかが見いだせていなくて。おすての元服までは気張らないと、と自分自身に言い聞かせるにとどまっています。秀次は自分を活かせる場所が分からず寂しい想いをしているようでした。

 

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 - 第21回「戦端」(5月29日)