真田丸、どうだった?

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真田丸感想第27話「不信」秀次事件前編・秀吉に怯える秀次に同情

      2017/02/02

真田丸第27話「不信」。寧の素晴らしい助言があって秀次が秀吉に怯えながらも信繁の官位の話を堂々と話したとき、「よくやった!」とこちらもうれしかったのですが…それでも秀吉への不信感は続きます…

 

秀吉は秀次のことを「かわいい甥っ子」と話していて、ぜひともその言葉を秀次に聞かせてやりたかったのだけど…いや信繁、自分で聞いてみてはとか言わないで、信繁から話してやりなよと思ったのだけど。結局、秀吉の「こんなことやりたい」って話をいちいちネガティブに受けとって不安を強めていきます。秀吉にしてみたらやりたいことをやっているだけで、秀次に対してのあてつけはないのに…

 

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何かの本で、こんな話がありました。あなたは旦那さん、もしくは奥さんが、浮気しているんじゃないかっていう疑惑を持ちました。そして朝からその証拠になるものがないか、行動や言葉を注意深く観察してみることにしました。そしたらどうなったでしょう。

 

 

そうしたら、行動や言葉がすべて、浮気している証拠のように思えてくる、ってことでした。人は疑いの目で見たら全部が疑わしいように思えてしまうと。分かるような気がするなぁ。秀次にしてみたら、もう長年蓄積されたものがあって、何から何まで秀吉の行動が自分を邪魔に思っているのではっていう疑いの目でしか見れなくなってしまったのでしょう。

 

ひょっとしたら秀吉は秀次が不安がっていることを感じとっているのだけれども、でも一番の原因は秀次が精神的に弱いところだし、そんな秀次にいつも合わせてはいられないって当初から考えていたのかなぁと思ってみたり。秀吉は天才肌だからあれこれやりたいことが思い浮かんで、秀次に気を遣う手間とか省いちゃってとにかくすぐに実行したかったのかも。自身の寿命ももうそれほど長くはないっていう焦りもあって。なんて都合よくやっておきながら、一方では、秀次が自分に怯えていることに寂しさも感じていたんだと思うんですよ。能の件を怒ったのも、関白の仕事が忙しいからとかいうわけではなくって、そうやってご機嫌をとられようとしている寂しさの裏返しかと。瓜売も出来レースだったのを秀吉は感じとっていて虚しかっただろうし、甥っ子の秀次までも自分の顔色を伺うようになるなんて。そしてよし、秀次を喜ばせようと秀次の娘と拾を将来一緒にさせたいって話をしたら、完全に裏目に出てしまいましたからねぇ。。

 

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ちなみこのあたりの一連の描写は史実だそうです。丸島先生、いつも貴重な情報ありがとうございます。

 

秀次に対してなんだか母親目線で「もう~、どうしてそうなっちゃうの」って、もどかしい気持ちもあったのですが、でも私はどちらかと言えば秀吉よりも秀次タイプ。几帳面なA型ですから。もし同じ状況だったら間違いなく精神不安定になっていただろうなぁ。っていうか、この闇の豊臣家でこれまでやってきたことがすごいのですが。こんな状況だったら誰だって不安で潰れそうになりますよ。ただでさえ繊細で傷つきやすいタイプの秀次、それなのにここまでやってきて、むしろ褒めてやりたいなと思いました。きっと私だけじゃなくって、日本人って秀次タイプの人の方が多い気がする。だからこそ真田丸の秀次が愛されているし、そして自分事のように感じてしまう人が多いのでは。Twitterを見てたら「秀次がいい人すぎて、NHKに助命嘆願したい」って人が多いこと多いこと。いや助命嘆願しても歴史は変わらないんですけど。

 

先日、NHKのスタジオパークで演じている新納慎也さんがゲストで出演していました。秀次役にあたって関連する本を何冊か読んだそうですが、一般的に言われているような残酷な人だった、殺生関白だったというものは一部だったそうです。読んでいて、もしこの時代じゃなかったら…と思うような人。時代や運命に逆らえずに悲しい生涯となってしまった人なのでしょう。演じるにあたり、天真爛漫なところと、繊細なところのバランスが難しかった、本当に楽しい役でしたと話していました。

 

来週、新納慎也さんの演じる秀次、どのような表情を見せてくれるのでしょうか。悲しくて眠れない夜になってしまいそうで怖いです。

 

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 - 第27回「不信」(7月10日)