真田丸、どうだった?

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真田丸感想第28話「受難」秀次事件後編・信幸と福島正則の言葉

      2017/02/02

7月17日放送

真田丸第28回「受難」。秀次大好きだった私としては悲しかったです。少しだけ報われたのは、信幸と話していて「少し気が晴れた」と言っていたことです。

 

秀次「叔父上の振り回されてここまでやってきた。面白い人生と言えるかも知れない。しかし、生まれ変われるのなら、もう2度と、叔父上の甥にはなりたくない」

この言葉の時点で、すでに秀次は自ら命を絶つことを意識していたような気がしました。

 

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しかしながらそのあとの信幸の言葉。

信幸「殿下とは、比べものになりませぬが、私も、振り回されて、今日までやってまいりました」

信幸「あまりに大きすぎる父、私の声だけが、なぜか聞こえぬ祖母。病がちなのかどうかよく分からない最初の妻。決して心を開かぬ、2度目の妻。そして、あまりに恐ろしい舅」

深刻なんだけど、ごめんなさい、おもしろいですww

 

そして秀次様。

秀次「それは、難儀であったのう」

…優しい!!優しすぎる!!!もうね、信幸を見る目が優しいんです。相手の辛さに同情の想いを寄せる目です。

 

そのあと、「振りまわされながら生きておるのは、殿下お1人ではございません」という信幸の言葉を聞いて秀次はにっこり微笑むのですが…これもまた本当に優しい顔でして。切なすぎます。

 

秀次「少し気が晴れた。もう帰ってよい」

 

気が晴れたとは言うけれども、きっと、豊臣家に帰る気持ちが出てきた、とか、もう少し頑張ろうと思ったというわけではないんだと思うんですよね。このときの秀次、すでに豊臣に帰ることはないと悟っていて、でも最後に自分の気持ちを分かりあえるような人と会えたことがうれしかったんだと思います。

 

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孫七郎は気が優しすぎるんよ

信繁「では、謹慎致せば、太閤殿下はお許しくださるのですね」

正則「詳しいことは直々に申し上げる。孫七郎は気が優しすぎるんよ。わしは、関白ようやっておったと思ったなぁ」

 

正則のこのセリフに胸が熱くなりました…そうなんです、すんごくがんばってたんです、秀次。今回の失踪の件も秀次が悪いなんて思ってなくって、根が優しいのが原因なんだよなって分かってあげていたんです。このとき、秀次は満年齢で27歳、正則は34歳。秀次の方が7つ年下です。かわいい弟を、もう~ダメだなーって温かく応援しているような心境でしょう。この言葉、秀次に聞かせてやりたかった。

あと1歩だけ踏みとどまっていたら秀次の命は繋がっていたんじゃないかなって思ってしまいます。秀次が自害したのは精神的なことが理由で、どうしようもないところまで堕ちていたわけですが、高野山に何年とか長期謹慎して時間をかけてゆっくり過ごしたら、秀次自身も気持ちの整理ができたんじゃないかと思うのです。

 

でも、秀次には人生をやり直すという選択肢はなかったのでしょう。大坂に自分の居場所がないというのも、実際に大坂の人々が受け入れてくれるかとかそういうわけではなく、自分自身が秀吉のことを、そして人を疑いの目でしか見れなくなってしまったことに深く失望したのではないかと思います。かつては秀吉に農民からここまで引き上げてくれたことに「感謝している」と話していましたが、今ではもう「2度と叔父上の甥にはなりたくない」と話している。普通だったらとっくの昔に秀吉のことがプレッシャーだと周りに愚痴ってたり相談できそうなものですが、優しいからもうメンタル的に壊れるまでその感情を吐き出すことができなかった。今ではもう恨んだりするような気持ちでいっぱいで、そんな気持ちを抱いている自分自身を責めてしまっていたのでしょう。信幸が部屋から出て行って1人になり秀次は涙しますが、笑顔を浮かべようとするも顔をゆがめていて。これまでの人生で楽しかったことを思い出したいという気持ちと、どこにも行き場を失ってしまった自身の運命を悲しむ気持ち、でも自分が至らなかったと責める気持ち、色んな気持ちがあったと思います。願わくば、いい人生だったと振り返るような最期であって欲しかったけど…綺麗な感情ばかりでなかったことが余計に切なかったです。

 

それにしても秀吉の動揺ぶり…確か第15回「秀吉」で、子どものいない秀吉は親族を大事にしていたって言ってたし、秀次のことがかわいくて大好きだったんですよね。寧に「わしは悪くない!悪いのは秀次だ!!」と言っていましたが、自分が悪かったっていうのを分かっていて、でも受け入れたくなかったのでしょう。秀次をなくした辛さやら、自責の念やら、色んな感情が入り混じって怒りとなって悲惨な仕打ちをして、それでも辛い気持ちがどうしようもできなくて泣きまくって。秀次のことを大事に思っていたのに、誤解されたままこの世を去ってしまって、さぞかし無念だったことと思います。

 

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 - 第28回「受難」(7月17日)