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【真田丸】第5回感想!伊賀越えで穴山梅雪があっけなく徳川家康と別れる

      2017/02/03

真田丸第5回、徳川家康の伊賀越えがおもしろかったと話題になりました。が、私は同じくらい印象的だったのが穴山梅雪です。家康と別ルートを選択したが落ち武者狩りにあいあっけなく命を落としたとのことですが、家康らとの別れのシーンも相当あっけなくて衝撃的でした。

 

これまでの穴山梅雪

これまで真田丸で書かれていた穴山梅雪ですが、元は武田家の重要な家臣です。武田信玄亡きあと、武田勝頼が武田家の当主となりましたが衰退し、織田信長らへ寝返っていく家臣もあとを絶ちませんでした。穴山梅雪も武田家から寝返った1人です。織田や徳川らと以前からやりとりしていて用意周到な裏切りでした。

 

人を欺いたり裏切ったりということは許せないというのが織田家のやり方なのですが、でも梅雪は、織田や家康が味方になって欲しいと声をかけたからこそ。単純な裏切り行為ではない。穴山梅雪は有能で信頼できる人物で、家康からぜひともと声をかけられたからなんだろうなと感じていました。

第4回でも、他の武田家の裏切り者と同じように自分も成敗されるのではと気にしている梅雪に対して家康は、こちらから誘ったのだから、「同じ裏切り者でも格が違う」と持ちあげていました。家康は梅雪に一目置いているのだろうなと思っていました。なんだか家康の胡散くさい感じもありましたが。

 

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が!ですよ。第5回で梅雪の本性を見てしまいました。

 

伊賀越えルートで行こうとみんなで話し合っている場面。梅雪、おいおいまじかよー、という雰囲気がありました。出発する前からもう、家康についていけなかったら見限ったらいいと思っていたような気もします。そして伊賀越えに挑むのですが、焦りから先をどんどん歩いていこうとする家康。梅雪は家康に、実は腰痛持ちで足手まといになるといけないから別ルートで行きたいと話します。腰痛っていうのが微妙にウケた。

 

そんな梅雪に対して、家康は梅雪の手を握りしめてつぶらな瞳で、「いずれまた会うときもあるであろう。では」とだけ言って別れます。

 

えっ、それでだけ!?心配しないんですか?一緒に行こうとは言わずとも、本当にそれでいいのかと熟慮しそうなもんですが。あっさりあっけない別れでした。

で、別れたあとの梅雪、「あやつを信じるなどできるか」「いざとなれば明智にくだればよい」と話していました。ひゃー!梅雪さんってそういうお方だったのですね…てっきり、義を重んじるような素敵な方だと思っていたのですが。。

 

それにしても梅雪もなんでもっと賢明な別れ方をしなかったのでしょう。歩いていて「ここはどこじゃ」と迷いますが、そんな道が分からなくなるようなところで家康と別れなくっても良かっただろうに。。よっぽど、もう家康にはついていけない精神が強かったのか。

 

武田家から寝返ったのは、織田や徳川から声をかけられての裏切り行為でした。でもそのときも決して徳川家康を信頼しての行為だったわけではなかったのでしょう。とはいえ、武田を信頼していたわけでもなかった。武田家はもうダメだと見切りをつけただけ。徳川家康の方も実は信用していなくって、第2話で、梅雪は好きじゃない、薄汚いと陰では言ってる場面もありましたしね。

 

第1話・第2話で、不安や恐怖心から武田勝頼を裏切って信長につくと宣言した小山田信茂でしたが、主君の裏切りは許さないと織田信長の嫡男の信忠に成敗されてしまいました。その際、穴山梅雪だって裏切ったではないかという言葉に信忠、梅雪はこちらから誘ったのだ、お前とは違うと言います。でも、信茂の最期も梅雪の最期も同じくらいあっけなかった。両者は違うようで、でもやっぱり裏切りは裏切りで同じようなものだったのでしょう。

 

ところで穴山梅雪が伊賀越えで命を落としたのは、家康のオトリになって家康を守るためだったなどという説もあるようですね。ですがそちらの話にはせずに今回のような展開にしたのは、家康と梅雪は表面だけで絆が深いわけでもなかったということにしたかったからのように感じます。命をかけて家康を守るほどでもなかった。家康からの誘いにのって寝返りに便乗した梅雪、両者は仲良くやっていそうでも所詮はそういう経緯で近寄っただけで。もしかしたらそれまでに武田家に大きく貢献していたのかも知れませんし、織田や徳川から声をかけられるほどの実力者だったかも知れませんが、でも愚かな行いをした者の最期はあっけないものだと教えられているようです。

 

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 - 徳川家康名言・名場面, 第5回「窮地」(2月7日)