真田丸、どうだった?

真田丸の感想などを大河ドラマ初心者の女子が綴ります

【真田丸】第10回感想!昌幸と高梨内記との囲碁が心情描写に

      2017/02/02

真田丸第10回。囲碁の途中で昌幸がわざと碁盤をぐちゃぐちゃにしたシーンがおもしろかったです。おおっ!!大人げない!第10回は、高梨内記との囲碁が昌幸の心情や真田の情勢を表していました。

 

強気のシーン

沼田の問題について、家康から真田に声がかかる。囲碁をしながら。

内記「会いに行かれますか」

昌幸「駆け引きの場を向こうがわざわざつくってくれたのじゃ。乗ってみるのも一興か」

内記「おお、この手は」

昌幸「あくまで強気でいかせてもらう」

 

悩む昌幸

昌幸「家康は沼田を渡せば、海士淵(あまがふち)に城をつくるとはっきりと申したのだな」

信繁「はい」

昌幸「ならば沼田はひとまず、忘れるとしよう」

内記「しかしながら沼田には矢沢様がおりまする。納得してくれましょうか」

昌幸「…」

昌幸、碁を打つ手が止まる。

 

沼田城の城主で昌幸の叔父の矢沢頼綱は、沼田城を徳川に渡すことを断る。

 

昌幸「叔父上はそう申されたのだな」

信幸「やっかいなことになりました。これで拒んだら徳川は怒り狂いましょう」

昌幸「…」

信幸「どうされるのです」

信繁「何しろ、もう人質は帰ってきちゃいましたからねぇ」

色んなところを人質として転々としていたばば様、徳川家康の計らいで真田に帰ってきちゃいました。

 

とぼける昌幸

建築が進められている上田城にて。

内記「沼田は、なかなか厳しい戦いのようです」

内記「援軍は、いつ頃差し向けましょう」

昌幸「援軍は送らん。徳川と北条が手を結んだ以上、真田がおおっぴらに北条と戦うわけにはいかん。ここは叔父上に踏ん張ってもらうしかなかろう」

内記「殿の番でございます」

信繁と三十郎が現れる。

信繁「失礼します」

昌幸「どうした」

信繁「父上に可及(かきゅう)のご相談が」

昌幸「わしもちょうどお前を呼ぼうとしたところだ。ま、上がれ」

立ち上がり、持っていた鞘で碁盤上の碁石をぐちゃぐちゃにする。

内記「ああっ!」

昌幸「すまん」

内記「殿~!」

昌幸「あぁすまんすまん」

さらに碁石をぐちゃぐちゃに。

内記「おお!」

昌幸「これもうだめだなこりゃ」

 

北条軍が沼田から退いて

昌幸「いただきじゃ」

内記「恐れいりました」

 

碁石をぐちゃぐちゃにされた内記ですが、あきれながら「殿~!」と言ってるだけです。怒ったりしません。内記、優しいなぁ。真田家の人々や真田家臣のみなさま、基本的にみんな優しいんですよね。信幸や信繁も何かあると父の昌幸に反発しますが、でも2人とも優しい。反抗期って感じで、決して過激な怒りにはならないです。一見冷酷な出浦昌相も、何かにつけて信幸や信繁の心情を気遣って声をかけてますし。やっぱり真田家は素晴らしいですよ。

 

さてさて、「すまんすまん」と言って明らかにわざとに碁盤の碁石を払いのけた昌幸。どんな意味があるか憶測が飛び交うところです。このあと信繁に「上杉に行け」と昌幸が信繁に話しています。きっと、上杉を裏切ったことをチャラにしよう、という意味ではないかなと思います。

 

でもこの時点で勝算はなかったんでしょう。矢沢頼綱の息子の三十郎には「戦が長引くようなら叔父上を連れて帰れ」と言っています。そして信繁には、北条と対抗するのに上杉と手を結ぶ、そのために策を用いる、と言っておきながら、どのような策かは「知らん」って、信繁に丸投げです。

 

と、一見、先が見えない状況ながらも、場面は上田城築城に人々が精を出している様子。部屋には明るい光が差し込んでいます。これまでの囲碁のシーンは暗い部屋でした。昌幸の言葉だけでなくって場面の様子からも、昌幸の心情やこれからのことが想像できるようです。きっと、わざとに碁石を乱した場面を見た人は、あぁこれから情勢が明るくなるのだなと思ったことでしょう。

 

真田丸、誰もが分かりやすい笑いの場面がありながらも、裏の細かーいところでも色々と仕込まれていますからねぇ。最近びっくりしたのが、おこうさんの着物、毎回グレードアップしているとのこと。気付いた人、すごいなぁ。

 

1度見たあとに録画を見返したりするのですが、最初にみたときには気づかなかったことが分かったりしてそれもまた楽しいです。

 

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 - 真田昌幸名言・名場面, 第10回「妙手」(3月13日)