真田丸、どうだった?

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【真田丸】第17話「再会」感想!上洛しない昌幸と信幸・信繁の手紙

      2017/02/02

真田丸第17話。上洛しようとしない昌幸。昌幸の判断を誤らせている原因の1つが、手紙が届かないこと。乱世を生き抜くのにいかに情報が重要かということではないでしょうか。

 

徳川が攻めてくると思っていたところ、秀吉から待ったがかかって。

昌幸「実を申すとな、ここだけの話、少々ほっとしておる」

信幸「どういうことでございますか」

昌幸「上杉も頼れず、秀吉も敵にまわし、ここで徳川に攻め込まれては、とても防ぎきれるものではなかった」

信幸「しかし、新しき策とは」

昌幸「そんなものはないよ」

内記「なにゆえ秀吉は、待ったをかけたのでしょうなあ」

昌幸「決まっておるだろう。真田の値打ちを認めたのよ。無論、気は許すな。だがこれで時が稼げる。それまでにこの上田の城下をさらに鉄壁の城砦に仕上げる」

昌幸「城の見取り図を」

内記「かしこまりました」

昌幸「秀吉という男、家康より2枚も3枚もうわてとみた」

出浦「確かに」

昌幸「あの家康が振り回されておるわ」

信幸「父上。ここはやはり、我らも上洛した方がよいのではないでしょうか」

昌幸「前々から思っておったのだが、ここに新しい、石垣を築くというのはどうじゃ」

内記「なるほど」

信幸「父上」

昌幸「上洛はせん。ここまで粘ったのだ。せっかくだ、もう少し粘ってみよう」

信幸「しかし」

昌幸「もっともっと真田の値打ちを高めるのだ。じらすだけじらす。どうせ下につくのなら、とことん値をつりあげてやる。それが真田安房守のやり方よ。まぁ見ておれ」

 

「秀吉の方が、家康より2枚も3枚もうわて」と認めてはいるものの、それでも上洛しない昌幸。その理由をあげてみました。

 

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上洛しない理由その1 信長のトラウマ

信長についたときは、臣従したと思ったら直後に本能寺の変が起こってしまいましたからね。城を奪われて、織田に人質として松を差し出して、松はそのまま行方知れず。屈辱を味わい、哀しいできごとにたいそう胸を痛めてまで信長に従ったのに。

「せっかく頭まで下げて、馬までやって、ようやっとこれで落ち着けると思った。なんで死んでしまうかのう!信長め!」

「わしの本心か…でははっきり言おう…全く分からん!!」

「源三郎、どうすればいいのかこの父に教えてくれ…源三郎…教えてくれ!!」

という混乱ぶりでした。そこからなんとか、滝川一益についてみたり裏切ったり、春日信達を調略したり、大名をみんな追い出して国衆だけの国家をつくろうと室賀さんに提案してみたり、そして第一次上田合戦で徳川に勝利したりとして、ようやくここまでたどりつきました。もうこんな思いをしたくないというのと同時に、簡単に秀吉に折れたくないというプライドもあるのでしょう。

 

理由その2 「大名でもないのに」秀吉の意図の読み違い

秀吉から上洛するようにという手紙がきたとき。なぜ大名でもない真田に上洛を求めているのか。

「徳川に勝ったことでそれだけ真田の名があがったということじゃ。決まっておるではないか」

と昌幸は言っていました。実際のところ、秀吉はそういう気持ちではなく、徳川を臣従させるための道具にしているに過ぎないのですが。

 

徳川に勝ったことは素晴らしいのですが、それによって慢心があったのでしょう。この勝利により真田の名が全国に知れ渡ったということですが、でも、真田のことを昌幸自身が少々高く評価し過ぎたように感じます。

 

理由その3 そもそも勘だけで生きているから

「わしも勘だけで生きておる」と以前話していた昌幸。大坂から信繁の手紙が届かない。大坂の状況が分からない。普通に考えたら信幸のように「大丈夫なのか」と不安になるのが当然でしょう。いや、昌幸だって不安でしょうが、それでも勘で、根拠のない自信がある。

信幸は素直だから自身の不安な気持ちと真っすぐ向き合って、そして上洛した方がいいと考えています。一方、昌幸も不安で不安で仕方なくて、できることなら先延ばしにしたくて、なのにその気持ちを自身の中で「真田の値打ちを高めるため」というもっともな理由に置き換えてしまっているのではないでしょうか。

 

理由その4 株に失敗する人の心理状態?

この発想は私にはなかったのですが。みんなの感想を見ていて、なるほど、と思いました。

 

 

 

 

株で失敗する人みたいって。妙に納得してしまいまいた。

 

理由その5 大坂の状況が分からない

織田信長の家臣として、織田四天王の1人だった滝川一益。彼は本能寺の変で出世が狂ったと言われています。本能寺の変が起こったことを知るのが遅かったために歯車が狂い、色んなことに乗り遅れてしまいます。

昌幸も今、似たような状況になっているような気がします。大坂の情報がない。だから判断を誤り、乗り遅れてしまっている。信繁が一生懸命送っている手紙は石田三成によって没収されてますから。三成はもしかして、情報の重要性を分かっているからこそこういうことをやっているのでしょうか。

三成に没収された手紙を渡される前の場面。信繁、丹田呼吸を実施。三成と一緒にいると肩に力が入るのでしょう。そして手紙を渡される信繁。残念そうでしたが、ものすごく深刻そうでもない様子。叔父上の信尹からの手紙はしっかり真田に届いているのとは対称的です。こういう認識の違いがまだまだ信繁の方が甘いようです。

 

信幸からの手紙。

上杉も徳川も上洛を果たした今、大名でもない我が真田家が、上洛せずに、秀吉に許される道があるのか。源次郎、教えてくれ。秀吉のそばにいるお前が頼りなのだ。我らはどうすればよいのだ。教えてくれ、源次郎。

 

この信幸からの手紙が届いていたら、信繁も何としてでも手紙を届けようとしたと思います。三成はきっと、そういうことも分かっていて信幸の手紙も信繁に渡さなかったのでしょう。

 

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