真田丸、どうだった?

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【真田丸】第7回感想!昌幸(草刈正雄)「それでもたまには間違える」

      2017/02/03

草刈正雄自身も「勘だけで生きている」

真田丸第7回。昌幸が「それでもたまには間違える」発言。ですが、「間違ってばっかじゃん」っていう声が多数です。。

 

【この記事の登場人物】

・真田信繁(のぶしげ)[堺雅人]…主人公。真田源次郎信繁。

・真田信幸(のぶゆき)[大泉洋]…信繁の兄。真田源三郎信幸。

・真田昌幸(まさゆき)[草刈正雄]…信繁・信幸の父。

・とり[草笛光子]…ばば様。昌幸の母。信繁・信幸の祖母。信繁とともに人質になっていたが、ばば様の活躍により信繁は解放された。

 

昌幸「馬鹿者!」

信繁「申し訳ございません」

昌幸「それでばば様を残してきたというのか。何のためにお前をやった」

昌幸「失敗続きじゃなあ源次郎。お前がなぜしくじるか分かるか。己の勘に頼りすぎるからだ。わしも勘だけで生きておる。だがわしの勘は、場数を踏んで手に入れた勘だ。それでもたまには間違える。まぁお前がしくじるのは当たり前じゃ」

昌幸「源次郎よいか」

信繁「はい」

昌幸「お前の兄は、勘には頼らない。自ずと間違いも少なくなる。どちらが正しい生き方か、分かるか」

信繁「兄上です」

昌幸「違う。源三郎と源次郎、合わせて1つじゃ」

昌幸「源三郎は間違いは少ないが、くそ真面目でおもしろくない。お前は過ちを犯すが、おもしろい。おもしろくなくては人は動かん。2つで1つじゃ」

 

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さてさて草刈正雄さん、真田昌幸を演じるにあたりこんなことを話していました。

三谷さんは、俳優ひとりひとりの特徴をとらえて、非常に魅力的にキャラクターを描かれるので、とても俳優を愛している方だなと感じました。そして今回の作品でも、僕の中にあるいろいろな部分を書いていただいているなという印象があります。たとえば、「俺は勘だけで生きている」というセリフとかね(笑)。ほかにも演じていて自分は昌幸に似ている、と感じることが多々あります。
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きっと視聴者のほとんどは「わしも勘だけで生きておる」って聞いたとき、心の中で「おい」とか「まじか」とか小さくツッコミを入れたと思うんですけど、草刈さん自身は台本を見たときに、「分かるわ~」とか「そうそう」とか共感しまくっていたのかも知れないです。真田丸、草刈正雄さんの名演技が光っていますが、その裏では三谷幸喜さんが俳優さんの魅力を十分に引き出すような脚本を書いているからなんだろうなと感じました。真田丸に出ている俳優さんも、三谷さんには感謝の気持ちですという方や三谷さんの作品に出ることができてうれしいっていう方がたくさんいます。私たち見る側も三谷さんの作品が好きという人が多いですが、同じく俳優さん達からも慕われている方なのですね。

 

昌幸は間違ってばかり?

さてさて、昌幸は「間違ってばっかり」なのでしょうか。いやいや、当たってるときは当たってるんですよ。ちょっと検討してみましょう。

 

当たっていたこと

・今回も滝川一益が北条と戦っている間、城が手薄になるからその間に沼田城と岩櫃城を取り返そうって策を立てました。見事に予想は的中し、城を奪い返すことに成功。

・第3回「策略」で室賀正武は昌幸の策略に見事にひっかかってます。昌幸の思惑通りでした。

・第1回、「武田が滅びることはない」と言っていましたが、その後信幸・信繁にぶっちゃけトークで「武田は滅びるぞ」と話しています。結果的には、武田家は滅亡しました。

 

間違っていたこと

・滝川一益の知らない間に城を奪い返すことに成功しましたが、でも一益は真田のために城をお返ししようと考えていたとは。奪い返すなんてしない方がすんなり話は進んでめでたしめでたしでした。

・信長に懸ける、と話していましたが、本能寺の変で信長は退場してしまいます。

・第1回。「浅間の山が火でも噴かぬ限り武田は安泰」と武田勝頼を励ましていましたが、浅間山はその後噴火してしまいました。

・第5回。上杉につこうとしましたが、その後上杉にはもはや力がなくあまり頼りにできないと判明し、断念。

 

…っとまぁぱっと思いつくことをあげてみたのですが、昌幸も当たっていることも多いです。が、けっこう重大なときに間違っちゃってます。間違っているといっても、結果論なのですが。本能寺の変が起こるなんて誰も分からなかっただろうし。浅間山噴火もまさかの出来事。今回もまさか、滝川一益がこんなにもいい人で城を返してくれるなんて予想できなかったことでしょう。でも答えがないながらも答えを出してやっていかなくてはならない。間違った選択によって命を落とすこともあるかも知れない。乱世の世の中は厳しいです。と、昌幸に同情する気持ちもあるのですが、「それでもたまには間違える」はやっぱり適切ではございませんね。「それでもわしもしょちゅう間違える」か、ノーマルに「それでもわしも間違える」っていうのが適切ですよ。昌幸、ちょっと見栄をはって「たまには間違える」と言ってしまった模様。

 

源三郎、おもしろいんですけど。

この場面での会話を聞いたときに1番思ったこと。源三郎はおもしろくないって話していますが、いや十分、おもしろいんです。っていうか、源次郎よりも源三郎の方がおもしろいですよ。本人はいたって真面目なんですが、その真面目さゆえにいじられてますからねー。なんだか早くも2016年の流行語大賞になるんじゃないかってネット上で盛り上がってますからね。「黙れ小童!」のセリフ。真田家のライバル、室賀正武が、信幸が何か言おうとしたらこう言って言葉を遮ってしまいます。信幸がかわいそうだけどおもしろいですww

 

「おもしろくなくては人は動かん」と言っていますが、信幸は昌幸に、第5回「窮地」でさんざん、織田の味方になるべきだと話しています。真田家は武田家の家臣でしたが、武田家滅亡のあとに織田家の家臣になることに。が、本能寺の変で信長がいなくなってしまう。信長のいない織田には力がないと、別の大名につく道を昌幸は画策。一方信幸は、真田は織田の家臣になったのだからこのまま織田につくべきだと主張。昌幸はそんな信幸の真っ直ぐな意見を耳半分で聞いていました。もしかしたら、信幸がおもしろかったら織田に従うべきって話を昌幸はすんなりと聞いていたんでしょうかね。私けっこう、大泉洋さんの演じる信幸が好きです。昌幸パパ、長男の信幸はおもしろい人だということに気付いてください。そして彼の意見を尊重してあげてください。

 

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