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【真田丸】第9回感想!昌幸が信玄と思いきや信幸現れる/3月6日「駆引」

      2017/02/02

信濃の大名に武田信玄と信幸が重なっている?

真田丸第9話。昌幸が武田信玄に、自分が大名になっていいものか尋ねるシーンが印象的でした。

 

昌幸「御屋形様。それがしで良いのでしょうか。わしにこの地を治めるだけの力があるのでしょうか。いや、この世に、武田信玄公の代わりが務まるものなど、いるわけがない」

夜、ろうそくの火が消える。やがて朝になる。馬の鳴き声がして、人の気配が。

昌幸「御屋形様」

戸を開けると、そこには信幸が。

昌幸「なんだ」

信幸「いや、父上に」

昌幸「だから何だ」

信幸「徳川家康から、書状が届きました」

 

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これまで昌幸は「大名になりたいのう。だが今のわしにはそれだけの力がない」などとと大名になることに対して謙虚でした。が、大名=武田信玄という図式があって、武田信玄並みの人間でなければ駄目だという意識があったからなのでしょうか。前回哀れだった春日信達も武田家の頃を最高だと思っていた。また今回も、室賀正武が意見のまとまらない国衆達のことを「根気よく説けば、誇り高き武田の旧臣ならば分かってくれるはずじゃ」と話しています。昌幸も、北条と裏で文のやりとりをしてたりもあったものの、武田家滅亡の寸前まで武田家を守りたいと思っていました。武田家、そして武田信玄の存在が偉大で、心から尊敬していたのでしょう。

 

ですがちょっと違った見方もしてみました。昌幸、人は己の欲のために動く、とか、小県(ちいさがた)はわしのものじゃったのに、とかこれまで色々欲深い発言をしているのですが、実際のところ、いざ大きな決断をして腹をくくるとなると躊躇したくなる気持ちが出てきたのではないでしょうか。多くの人と同じように。北条や上杉を追い出す見事な策略を成功させた知恵も勇気もあるわけですが、でも昌幸も人間で、悩み葛藤するのです。武田信玄に尋ねたかったというよりも、誰かを頼みにしたかった。

 

真田家当主の昌幸、気軽に弱音を吐いたり悩みを相談できる相手はいません。そこで以前、本能寺の変で信長が突如いなくなった際には信幸に色々と言っています。源三郎、教えてくれ!などなど。弱気です。そして今回、その相手が武田信玄になっているのです。武田信玄公の代わりが務まるものなどいるわけがないと、武田信玄を尊敬している発言のようで、でも弱気になって腹をくくることから逃避する理由を自らに言い聞かせているように感じました。

 

で、信幸から徳川家康の手紙を渡される。このあたりについては反応している方がちらほらいます。

 

 

 

 

信幸が今後、大名になるっていうこともあるのですが、昌幸にとって、内心は武田信玄のように信幸を精神的に頼りにしている部分もあるかのように思います。

 

徳川家康から「手を結びたい」との手紙を受け取り、「従うのではない。利用するのじゃ。信濃・上野(こうずけ)を、この真田が治める日まで」と大名になると腹をくくった昌幸。実は昌幸自身も大名になる道を進んだ方がいいというのは頭では分かっていて、でも腹をくくれなくって弱気になって悩んでいたところ、家康からの手紙が昌幸の意思を後押ししたように感じます。腹をくくれないけど意識の中ではどうすれば大名になれるか模索していて、でも決定打に欠けていて、そんなときに家康の手紙が最後の1ピースとしてぴたっとはまり、よし、と決断したのではないでしょうか。

 

信幸「いや、お待ちくだされ。では、国衆達の寄合はどうなるのです」

昌幸「うん、諦めた」

信幸「父上…!!」

 

この言葉、いかにも昌幸らしくって、昌幸は自分を取り戻したんだなって感じました。そして振り回される信幸。昌幸に振り回されてる信幸が大好きですww

 

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