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真田丸第20話「前兆」感想!おこうが信幸の侍女に「無理だ」

      2017/02/02

離縁の話を受け入れるも涙

5月22日、第20話「前兆」。信幸と離縁したおこうさんですが、再び信幸のもとに侍女として帰ってきました!

 

本能寺の変が1582年。そして今回、真田が家康の配下になったのが1587年。実に5年ぶりに松が真田家に帰ってきました。母上とばば様と抱き合って喜びあって、そしておこうさんは「またみんなで一緒に暮らせるのですね」と笑顔で話していました。とても心が温かくなるシーンでしたが、信幸にとっては余計に悲しい気持ちになったことでしょう。

 

そして離縁のことを信幸から告げられたとき。

こう「かしこまりました」

棒読み。顔がひきつってます…

信幸「驚いたり、怒ったりせんのか」

こう「驚きはしましたが、お考えがあってのことでしょうし、悩みぬかれた末のことだと存じますし。…ただ…わたくしとしては…(涙声)…一体…何がいけなかったのでしょうか」

おこうさん、いい人だから、まず自分を責めちゃうんでしょうねぇ。だけど信幸を信頼している姿が素晴らしすぎます。お考えがあってのことでしょうしって。

 

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信幸「そうではないのだ」

こう「では」

信幸「徳川から、本多忠勝の娘を、嫁にもらうようにとの話がきた」

こう「うっ」

信幸「今の真田は、徳川に逆らっては生きてはいけぬ」

こう「そういうことならば」

 

信幸に理解を示しながらも泣いてしまうおこうさんにこちらも悲しくなりました。頭では理解しているんですよね。夫のため、真田のためって。だけどやっぱり感情としては悲しくって、涙をこらえきれなくって。今までおこうさんは、やたらと自己アピールで体が弱っていることを話したり、悲しそうなそぶりをしていました。が、今回の涙があふれてくるシーンはそういうのではなくって、心から泣いているんだなと感じました。優しい人、思慮深い人ほど、いざという時に相手のことを想って本音が言えないものです。本音としては、とても悲しかったことでしょう。

 

あ、それはもしかしたら本多忠勝も同じか?忠勝も稲を嫁に出したくないっていうのが本心。堂々と送り出すこともできず、こっそり家来に紛れ込んで稲についてきて、もうあんなに号泣しちゃって。昌幸も「せっかく化けておるのじゃ。そっとしておこう」と言っていましたが、そんな忠勝の気持ちを察しているようです。そして稲もきっと言いたいことが言えないのでしょう。まだ幼いから余計に。ひたすら仏頂面。で、信幸から「不便があれば、何でも申してくれ」と声をかけられて、「よろしいのですか」「よろしいのですね」ってたたみかかてきました。怖っ!と思っちゃいましたが、そうしてようやく「寒うございます」と言っていました。かなり寒そうだったし、もっと早く言えそうなもんですが、色んな感情を抑えて遠慮しまくってるんだろうなと私は感じました。

 

無理だ!無理だ無理だ無理だ!

おこうさん、里に帰ったのかと思いきやなんと、侍女として真田家に残ることになりました。「薫様のお情けにより、こちらでご厄介になることに」と。信幸は「無理だ」と連発していましたが、見ているこっちはうれしかったですねぇ。

 

この「無理だ」のセリフ、予告でもあって、騙されましたという声が。

 

 


昌幸パッパ、「実は、わしも断るつもりでおったのじゃ。しかし、源三郎がどうしてもと。なっ」…いやいや、家康の次に、この話にノリノリだったのは父上なんですが。ですが、「これはひどい。ひどすぎる」と言っているばば様や真田家の人々を納得させるためにも、そして父の顔をたてるためにも、信幸はぐっとこらえたのでしょう。「これも、真田の家のためでございます」「もはや腹は決まっております」信幸、ほんとにいい人。

そこまでして腹をくくっておこうと別れることを決心したのに、帰ってきましたーって言われたらもう、信幸、うれしいとかそういう感情を通り越してなんだかもうパニック状態でした。無理無理無理…

 

私はこの「無理」っていうの、稲がいるにも関わらず元の妻のおこうもそばにいるっていう状況が「無理」っていう気持ちなのかなと思っていました。非情にやりづらいから。

 

きっと色々と「無理」だったのでしょうけど、いずれにしても、信幸がおこうさんのことを大事に想っているからこそですね。

 

こう「若殿様。遠慮なく、なんでも、これからお申し付けくださいませ」

信幸「できるわけないだろう!」

 

 

ところで、おこうさんの「なんでも、これからお申しつけくださいませ」のセリフのあと、うぐいすが「ホゥーーケキョ」って鳴いてるんですよ。秀吉の側室になってからはなくなったみたいですが、かつて茶々の登場シーンであれだけ鳴いてたうぐいす。これからおこうは茶々みたいに美人になっていくのか!?それとも、茶々が信繁に熱を上げていったように、おこうさんも改めて信幸にときめいていくのか!!??なんて思ったらニヤけてしまいました。

 

真田家の人々との距離

おこうさんがまた信幸のそばにいられるようになったのって、薫のおかげっていうのがポイントだなって思いました。以前、信幸ら真田の人々が戦のために出ていってしまっているとき、おこうから、1人でいては気が滅入るから一緒にご飯食べましょうと薫に声をかけたシーンがありました。でも途中で薫は出ていってしまうんですよね。おこうさんが病気オーラ出しまくりで、こっちの方が気が滅入るわ、と。この時点では薫はおこうさんに対してあまりいい感情は持っていなさそうです。でもそれから、信幸膝枕事件なんていうのもありました。信幸がおこうさんの膝枕で父上の不満を話していたら、実は信幸が寝転がった膝枕の主はおこうさんではなくって母上だった事件。信幸にとっておこうが大事な存在だっていうのが徐々に分かっていったのでしょう。

お松ねえさんはおこうさんのこと、あんまり覚えていないって言っていました。記憶を失ったからっていうのもあるけど、本当に関わりがあんまりなかったんじゃないかな。そんな真田家の人々とは距離があったところから、みんなから真田家に残るようになったことを喜ばれるくらい、おこうさんは少しずつ真田の人々との距離を近づけてきたのだなぁと感じました。

そして見ている私たちも、徐々におこうさんへ愛着がでてきて。おこう役の長野里美さんのインタビュー、読んでてなかなかおもしろいのですが、まだまだおこうさんの登場シーンはあるようで、もっと変化していくそうです。

 

 

今回「前兆」っていうタイトルでしたが、おこうさんの変化の前兆でもあるのかも。

 

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 - 第20回「前兆」(5月22日)