真田丸、どうだった?

真田丸の感想などを大河ドラマ初心者の女子が綴ります

真田丸と真田太平記の本第1巻の比較感想!池波正太郎著の昌幸と勝頼が印象的

      2016/02/28

真田太平記(一)天魔の夏 真田丸の第1話~第4話に相当


真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

真田丸の情報をチェックしていたらよく出てくるんですよね。「真田太平記(さなだたいへいき)」って言葉。NHKで1985~1986年に放送されたドラマ。大好評なドラマだったようです。そしてこのドラマで真田幸村(真田丸では幸村ではなく本名の信繁)を演じていたのが草刈正雄さん。そんな草刈正雄さんは今回、信繁の父の昌幸の役です。

 

この真田太平記は、同名の小説がもととなっています。歴史小説家の池波正太郎さんの作品で、第1~12巻まである大作です。わおっ!

真田関連の本といえば1番はこれでしょ、という位置づけみたいだし、ボリュームがあるわりにはおもしろくて読みやすいとのことでしたので、真田太平記、読んでみることにしました。

 

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推理小説+昼ドラ!という感じ

おもしろいということでしたが、確かにおもしろかったです。読んでて推理小説を読んでいるような感覚になりました。真田丸には出ていない、佐平次という人物。彼のことを助けようとする人物がいるのですが、なぜ助ける必要があるのかさっぱり分からない。佐平次にも分からないんです。そんなふうに読んでる側には分からないことがたーっくさん出てくるんですよね。夫婦関係やら親子関係とかも、謎がたくさんです。その謎の答えが早く知りたくってどんどん読み進めちゃいました。でも結局第1巻を読んだだけでは分からないままなんですけどね。第12巻までにちょっとずつ明らかになってくるのだろうと思うと、非常に楽しみです。

そしてドロドロもありです。昼ドラは現代チックな女性のドロドロですが、この頃の男性には奥さんがたくさんいる時代だし、そういう時代ならではのドロドロです。。誰が親なのか誰の子なのやら。

私は電子書籍で購入したのですが、読み終えるまでの平均的な時間「6時間23分」というのをはじめに見て多少うろたえました。長いっ!!でも、通勤時間に電車で30分くらい読んでたら2週間くらいで読破しました。

 

真田丸への理解が深まる

上記のように真田丸とは違った人物も出てくるのですが、でも真田丸と連動しているところもたくさんあります。真田丸は第1話、武田家の滅亡のちょっと前から書かれていますが、真田太平記も同じくらいのところからです。そして本能寺の変までが第1巻。真田丸の第1話~4話がきれいに収まっているという感じがしました。

 

自分が好感を持てたのは、武田勝頼が最終的にはいい人物として書かれていたこと。真田丸での平岳大さん演じる勝頼はもう素敵すぎでした。ファンになりました。でもそこまで素敵ではないし、ネガティブな部分もだいぶ書かれていましたが、最期のときまで彼を厚く慕っていた家臣や家族がいたというのが良かったです。

 

そしてなるほどと思ったのは、昌幸について。30代なのですが、まったくそういうふうに見えない外見だったそうです。63歳になる草刈正雄さんが昌幸の役をやっているのに妙に納得しました。

 

また、昌幸の心情についても理解が深まりました。

武田が天下を制覇したとき、武田に尽くしている真田も武田に認められて地元の土地を我がものにできるはずだった。武田や織田が天下を目指したのと同じように、真田のような小さな豪族にとってはそういうことが望みだった、と。さらには、誰もが平和を熱望していたけれど、でもそのときに、他人はともかく自分は生きていなければならないのだ。…そんな視点からみると、昌幸がどうにかこうにか策をめぐらせている心情がより一層分かったような気がしました。

 

真田太平記は、壮大な歴史小説である一方、ヒューマンドラマでもあり謎だらけの小説でもあり。真田丸ではさらっと出てきたような場面がこちらでは詳細が書かれていたりして理解が深まる一方、真田丸には全くない物語もあって別の楽しみ方もできます。

 

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 - 真田太平記(本), 第1回「船出」(1月10日), 第2回「決断」(1月17日), 第3回「策略」(1月24日), 第4回「挑戦」(1月31日)