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真田丸と真田太平記の本第2巻の比較感想!池波正太郎著昌幸が上田城建築に奮闘

      2016/02/28

真田太平記(二) 秘密 真田丸第5話~第12話に相当


真田太平記(二)秘密 (新潮文庫)

 

※多少のネタバレありです。真田丸でまだ放送されていない先のことも書いています。先々のあらすじをTVガイド特別編で確認した上で書いています。

真田丸は真田太平記を超えるのか、というのを度々見かけるのですが、真田一族の物語の1番の代表作といえばこれ、という位置づけのようですね。真田太平記。

NHKで1985~1986年に放送された大人気のドラマですが、池波正太郎著の同名の小説がもととなっています。第1~12巻まで。今回は第2巻の感想を書きます。第2巻は、本能寺の変のあと~第1次上田合戦の前までの話です。真田丸の第5話~第12話に相当します。

 

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上田城築城の話がメイン

教科書以外の歴史はあんまり知らない私。本能寺の変のあと、てっきり、豊臣秀吉がすんなりと天下をとったものだと思っていました。いや違ったんですね。あれやこれやと戦いが起きたり、誰が跡継ぎになるんだともめたり。登場人物いっぱい出てくるし、もう対立ばっかりで誰が誰の敵なのか味方なのか読んでて分からなくなりました。。そんな激動の時代の中、真田昌幸は本当によくやっていんたんだなと思いました。決して屈せず、状況を巧みに利用しながら。

 

私の中では、第2巻は上田城を築城する話がメインだと思いました。そんな状況だからこそ上田城をつくる必要がある。一刻も早くつくらなければ。徳川や北条とごちゃごちゃしながら、そして昌幸自身のごちゃごちゃした人間関係も抱えながら、昌幸が必死になるんですよね。っていうか、真田太平記の昌幸、ごちゃごちゃし過ぎなんです。それはそうと、上田城って苦労しながらもつくった城なんだということをつくづく感じました。上田城の話は真田丸ではここまで詳しく書かれていないかと思います。

 

「秘密」がだいぶぶっとんでる

第1巻は、真田太平記独自の話ながらも、どことなく真田丸と本筋は合っているような気がしていました。ですが第2巻。真田丸とは全然違うストーリーが出てきます。本のタイトルは「秘密」となっていますが、その秘密がだいぶぶっとんでました。

Σ(・ω・ノ)ノ!

 

第1巻から、秘密に関しておそらくそういうことなんだろうなっていうのは臭わせてはいるんですけどね。でもそんなぶっとんだ設定にしちゃっていいんですかと思っちゃいました。真田丸の方は、まだ三谷幸喜さんが「基本は史実に忠実に」とおっしゃっていますので、大半はその通りなんだろうなと安心して見れたりします。が、真田太平記は、いやいやこれは真に受けちゃいかん、なんて思いながら読んでいます。全く根拠がないわけでもないようなんだけど、架空も多し。でも、真田丸でも真田太平記でも書かれていてることがあれば、あぁこれはちゃんと裏がある話なんだろうななんていうふうに感じることもあるんですけどね。

 

真田太平記、史実通りの描写もたくさんあるのですが、池波正太郎さんのつくった物語という側面がだいぶ強いです。真田家の人々、真田家を取り巻く人々の人間模様がおもしろいです。読んでいて登場人物の人間性が浮かんでくるようです。そして会話が多いです。なので読みやすいです。

 

真田太平記と真田丸。私はほぼ違う物語として楽しんでいます。真田太平記、女性って本当に恐ろしいっていう場面もあります。。そんな真田太平記もおもしろいのですが、真田太平記を見て真田丸を見ると、三谷幸喜さんの人物設定とかユーモアとかは、優しいなぁと思えてきます。真田太平記はどちらかと言えば、史実が曖昧な部分は、読み手に意外性があるような極端な設定にしている気が。真田丸は、できるだけ史実に忠実に、そして家族を大事に書かれているように感じます。

 

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 - 真田太平記(本), 第5回「窮地」(2月7日), 第6回「迷走」(2月14日), 第7回「奪回」(2月21日), 第8回「調略」(2月28日)