真田丸、どうだった?

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【真田丸】第13話上田合戦史実や真田太平記での話と感想

      2017/02/02

第一次上田合戦「決戦」4月3日放送

真田丸第13話。第一次上田合戦となります。堺雅人さんのインタビューを見ると、おもしろそうでとても楽しみです。

 

 前半の見せ場となる上田合戦は、真田家と徳川の戦いが描かれる。上田合戦では、昌幸(草刈さん)らの知略によって、数で圧倒的な徳川を撃退する。堺さんは見どころを「合戦らしさはそのままだが、三谷さんらしい変わったシーンがある。とにかく相手をバカにし続ける。あの手、この手で挑発する。人がなかなか死なない。こういう切り口もあるのか……と感じた」と話す。

 

トップ 記事 堺雅人:「真田丸」で「魅力的な人に囲まれ幸せ」 上田決戦までの撮影語る

 

史実は不明な点が多い

徳川の大軍を真田が撃退した上田合戦ですが、実はよく分かっていないらしいです…意外。

ところでこの合戦は、信濃の一国衆である真田氏が、徳川軍を完膚なきまでに撃破したことで知られていますが、実をいうと確実な史料に乏しく、詳細は不明な点が多いのです。

一般に知られる上田合戦の経緯は、大久保彦左衛門尉忠教(おおくぼひこざえもんのじょうただのり)の『三河物語』のほか、『上田軍記』などの軍記物によるところが大きく、特に『上田軍記』や『長国寺殿御事績稿』などに記されている昌幸らの活躍がどこまで事実かは、検証が困難です。
大いなる謎 真田一族 (PHP文庫) p.218 平山優 著

 

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そうなんですね。その分、真田丸では三谷さんの想像力を大いに働かせてつくられた上田合戦になっていることでしょう。

 

上田合戦の様子については『三河物語』の記述がよく紹介されているらしいです。

徳川軍は、上田城下に迫り、二の丸まで乱入。大久保忠世の軍勢が火を放とうとすると、芝田康忠がやってきてこれを阻止した。敵に追撃されないためにも城下に火を放つのが定石だが、若く実戦経験に乏しい康忠にはそれがわからなかったようだ。すると案の定、真田勢の反撃にあって徳川軍は大混乱に陥り、しかも鉄砲衆や弓衆を後方に下げていたために隊伍を立て直せず、総崩れとなった。
大いなる謎 真田一族 (PHP文庫) p.218 平山優 著

 

こういう、徳川軍の甘い部分に真田軍が徹底的に反撃する、ということをいくつもやっています。読んだ印象として、何か1つ大きな策を当てたから、というわけではなく、真田軍がそれぞれの持ち場で懸命に戦ったのだろうなと思いました。昌幸も優れた人ですが、名もない真田の兵たちも優れていたのでしょう。

 

※真田丸時代考証の平山優さんの書いたこちらの本。真田丸関連の本は何冊か読んでいますが、真田丸での出来事は史実でも起こったことなの?という比較にはこの本が1番分かりやすいです。

大いなる謎 真田一族 (PHP文庫)

 

真田太平記は?

真田太平記、本を読んでドラマ(TSUTAYAで借りたDVD)を見たのですが、ドラマの方しか見なかった人はきっと分かりにくかっただろうなーという印象を受けました。なので、本のことをメインに書きます。

 

昌幸、徳川を迎え撃つことになったものの、ずっと不安だったんですよね。どうすれば勝てるんだと。もうどうしようもない気持ちと戦うのですが、やがて「これだ」という策を考えだし、そうと決まったらその準備を草の者(忍者)達に命じて備えて、いざ戦いの日になると悠然と構えています。全ては仕掛けたようになるのを待つのみです。

 

まず、上田城を目がけてやってくる徳川軍を信幸らの部隊が奇襲。これにより徳川軍はダメージを与えられ、逆上し、上田城に一気に攻め入ります。まだ守備ができていないのかそれほど労をせずに入ってきた徳川軍。さらに歩みを進めて城壁を上っていきます。が、この城壁、実は数日前に草の者につくらせたもの。上ろうとすると崩れていきました。一気に徳川軍が入ってきたので、人であふれかえっているこの場はパニック状態に。さらには真田軍が火を放ちます。徳川軍はボロボロです。さらには引き上げていく徳川軍にも攻撃を与えて、真田軍の大勝利となります。

 

上田合戦はざっくりとこんな感じだったのですが、ドラマ版を見てて、上田合戦に先立って昌幸と源次郎、上杉景勝に、どうか合戦の最中は温かく見守っていてくださいとお願いにいきます。徳川と戦っている背後から上杉に攻められたらおしまいですから。これまでさんざん上杉を裏切ってきた真田、もう生きて帰ってこれないかも知れないという覚悟で上杉のもとへ行くのですが、真田丸と同様、上杉景勝さんがめっちゃいい人で笑ってしまいました。いや純粋に、真田太平記だけ見てたら素晴らしいシーンなんだけど。真田丸の上杉景勝さんと被ってしまって。

さんざん煮え湯を飲まされてきたけど、乱世の世なればこそ。お願い聞き入れようと笑顔で答えます。昌幸と源次郎、えぇー!とびっくり。ではここに、源次郎を人質として置いていきますのでと話すと、いや、親子で戦ってこいとそれも断ります。さらには源次郎に刀を与え、今夜はゆっくり休んで行かれよ、寝ているとこをを襲う者も上杉にはおらんというおもてなし。寝床について昌幸、今日のことは忘れまいと源次郎に話します。

 

真田丸でも上杉景勝のもとに人質に出て義の精神を教わったことがその後の源次郎に影響を与えるようですが、真田太平記でも上杉景勝との関わりが大きな意味をもってくるようです。

 

番組を見て

真田丸ではもう、昌幸の策略がすごーいっていうストーリーでしたね。おもちの例えが分かりやすかった。鏡餅っぽいのだったので、鏡餅といえばお正月に飾ってて硬くなってるイメージなのに、あれだけびよーんって伸びる柔らかいおもちで驚きました。

1つ駒が足りない…って昌幸は悩んでいましたが、徳川を挑発して城におびき寄せる役、佐助でも適任だったと思うのですが。もしくは、堰の綱を切る役は佐助1人に任せて、出浦昌相でも。佐助が相手をおちょくるシーンおもしろそうです。出浦様は想像できません。相手をおちょくっておびき寄せるはずが殺気のオーラがすご過ぎてもう近寄りたくなくなりそうです。あ、そういや今回、高梨内記は目立った活躍はしていないぞ。昌幸と囲碁をしただけではないか。内記パパでもよかったじゃん。と、色々と思うことはあるのですが、昌幸としては信繁が適任だと思う理由があったのでしょうね、きっと。

真田太平記ではね、信幸が勇敢に戦うのですよ。もしかしたらこの戦で死ぬかも知れないという覚悟を持って。昌幸は策を練って十分真田に勝算があると思って上田城合戦に臨むのですが、ただ、信幸の命がどうなるかは分からない、でもこの作戦のためにはどうしてもここで信幸に戦ってもらわなければならないっていう気持ちでした。今回の真田丸でも信幸の戦うシーンもとーってもかっこよかったのですが、もう少し、昌幸の策がすごいってだけでなくって他の武将にもスポットライトを当ててほしかったですね。

 

でも、鎧を身につけた昌幸が出てきた場面、最高にかっこよかったです。

 

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